パラサイトで餌な変なオスを食べるメス


「人間の女性と男性は、メスとオスとで違いが大きい」
と最近思っている。

…あーまぁ、チョウチンアンコウのオスとメスなんかはもっと違うか。
基本的にチョウチンアンコウのオスは「究極のヒモ」だから。
大体消化器官ないんだぜオス。脳神経系もほとんどない。
唯一あるのは生殖器のみ
小さいころにメスの体に付着してそのまま成長する。
普段メスの体から栄養分を奪って暮らしている…単なるヒモじゃねぇか!

えげつないことにメスの生殖器の近辺にへばりついてる奴も多い。
ストレートだなぁおい。愛のかけらも感じられん。

ヒモといえばミツバチのオスもヒモだよな。
でも必要なくなったら殺されるわ、女王様とにゃんにゃん(死語)できる
のは選ばれし者のみだわと正直なりたいとかけらも思えない生活だ。
後あまり関係ないかもしれないけど、ミツバチのオスは遺伝子量が
メスのミツバチの半分だったりする。

ライオンだって立派なヒモだぜあいつら。
もっとも群を作れるオスのみがヒモ生活を行える。
若いオスや追いやられたオスは自力で狩りをしなければならない。
多くのハーレムを形成するオスがその様な感じであるね。

鳥類にはあんまりヒモをみないなぁ。
哺乳類の多くがヒモなオスが多数いることを考えると、人間ってのは
やっぱ特殊だ。下手すりゃ鳥類に近かったりしてな…
もちろん冗談だけどさ。

ある意味男と女の怖い話。

カマキリのオスがメスに食われるのは有名だが、あれは実はどん臭いが
ある意味根性がある奴なのである。
頭を食わせているうちに体の方を後ろに忍び寄らせて交尾する。
肉を切らせて骨を絶つ…なんか違うものまで絶ってるけどまあいいや
どんくさくないクールなカマキリのオスは後ろからさくっと交尾して
風のごとく去っていく。…なんとなくまたI田J一さんを思い出した。

でなんで雌はオスを食ったりするのかって言うと、純粋に栄養源を確保する
ためである。平たく言えば「動くものならなんだっていい
たまたま目に入ったのがオスだった、ただそれだけだ。

そういやクモにもそういう種がいたと思う。
さすがに人間の場合おねぇちゃんに食われることはないので安心である。
…何?食い物にされることはあるだろって?
それはおねぇちゃんに限らず、怪しい商売や変な宗教だって食い物にするだろ。

たださ、所詮この世は弱肉強食なんていって、本当の意味で捕食したり
されたりしたらすごいいやなんですけど。

「所詮この世は弱肉強食、か。その通りだな」
「はん?貴様本当にそれが出来るのか?」
「なにいってる。やれるさ、やってみるとも!」
「ほほう、つまりお前は自分より弱きものを倒し肉塊に変え!」
「おいお前何言ってるんだ」
「強者である貴様がそれを喰らう!」
「ひぃっ!」
「喰えるか!貴様にそれがきちんと喰えるか!」

…あのー、ことばのあやっていうものがあるんですけど。

それはさておき、多くの場合、メスの方が体が大きい動物って言うのは
往々にしてメスの方が捕食能力高い。
例えば蚊。蚊のオスは草の汁すすって生活している。
しかしメスは卵を産むために大量のタンパク質やエネルギーを手に入れるため
血をすうのだ。子供を産むために必死なんだね。
…でも血を吸われるのは許せんから即効叩き潰すが。

さてさて、動物種によってはオスとメスが全然違う見た目を持つものがいる。
人間もその一種ではなかろうか?

ただ面白いことに、多くの動物ではアピールのための飾り、例えば巨大な角であったり
美しい羽であったりはオスが持っていることが多いのであるが、人間の場合は女性の
乳房がそうであると考えてもいいかもしれない。
2足歩行をするようになって、尻の代わりのアピールのために比較的高い位置に
存在するようになったという説もある。
もっとも動物のメスでも発情期にはおしりの色が変わったりする動物もいるが…

オスの方がセックスアピール持ってないって変な動物だな人間。
最も最近ではそうでもないようでもあるが…まぁいいや。

生理学的にもいくつか面白い側面を人間の女性は持っている。
脳梁が太かったり、更年期があることなどもそうだ。
更年期については「おばぁちゃん仮説」という仮説がある。

ある程度の年齢になると自分の子供を育てるより、孫をのこすようにしたほうが
遺伝子コピーを多く残せる
という考え方である。
もっとも人間の知性が進化し、子育てを手伝えるようになったからでもあるが…。

それにしてもオスの方が多様性を広げる側のはずなのに、メスの方が
変化していくっていうのがすごい不思議だ。
やはり俺らは弥勒菩薩の手の上なのかも知れぬ。

ただ最近さ、出産自体が高齢化しているのだが、これをずっと続けていると、
いずれ他の動物同様更年期がなくなるかもしれない
そうなると死ぬまで子供を産めることになる。うわぁ。
でも俺の記憶が確かなら60代で出産した、とかなら記録がいくらでもあるんだよな。

男性の場合はおそらく死ぬまで。
アメリカの原健と呼ばれたある下院議員がいるが(例えがローカルすぎだろ)、
彼は85歳とかで子供作ってた。
あのカラヤンだって70代のときに子供作ってるしなぁ。

でも子供としたらいやだろうなぁ若干。
参観日や三者面談に70代の父親がやってきたりしたら…
あー、微妙に嫌な話を思い出してしまった。うろ覚えだけど大体こんな話。

ある男が祖父の死の間際にこんなことを聞いた。
「○○…実はお前が父と思っているのは父ではない」
「じっちゃん、何言ってんだよ」
あいつはお前の、兄だ!
「なんだってー!じゃあ、俺の親はどこにいるんだ?」
「…私がお前の、父だ!
「なんだってー!」

そのしばらく後、祖父はなくなった。
…あ、そういやこの話、オチがあったな。
男に残された遺書があった。男は読んでみた。
「 な わ け ね ぇ だ ろ ! 」
…男は遺書を破り捨て、しばらく泣いた。

さておき、男女の差というものはチョウチンアンコウほどには違わないけど、
哺乳類内ではかなり差があるほうではないだろうか、とちょっと思う。
それでもわかりあおうとするしかないけどね。
もしかしたら…男女で面白いと思う部分も違うのかなぁ?この文章も。
いやまぁ、書いた人と、読んでる人で面白いと思った点が違うこともあるだろうけどさ。

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